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■■ 東武鉄道東上線・下板橋の蒸気機関車 ■■
1958年10月

昭和33年10月、私は大学の三年でした
東上線の下板橋の貨物ヤードに蒸気機関車が来ていると云う事は
知っていたけれど、なかなか行くチャンスが無かった
10月のある日、思い切って出かけて行ったのです
多分、電車利用で行ったのだろうけれど、まるっきり途中の記憶が無い
例によって兄のオリンパス35Wを借りていった

居ました!!!No.40が・・・・・・


下板橋のヤードから川越よりに今の山手通り、環状6号と言ってた通りの陸橋があります
それをくぐって川越寄りに転車台と水槽、給炭台がありました
水槽はご覧の通り、材木を積み上げた台に乗ってました
そこに40号機がいたのです
英国はシャープスチュアート社製造になる40号機は、日本鉄道〜国鉄5650から、東武入りした機関車で
とってもスリムでスマートです
(経歴関係については、IE さんからご教示頂きました/感謝)

それが、目の前にいるのです
当時としては珍しく
たくさん、シャターを切りました

給炭作業が終り、下板橋のヤードに向けて動き出す

・・・・・と、いうことで、下りの貨物列車が出来上がりました

左側は何セメントか忘れたけれど、セメント会社の施設があったと思う

日陰になったのが惜しい・・・・・・・

そして、・・・・・貨物列車は出発してゆきました

ワフの二個の尾灯の国鉄のより一回り大きな赤いリングが
印象に残ります
下板橋の事務所というか詰め所の前にズラリと並べられた尾灯を憶えております


今回の東武鉄道蒸気機関車
如何でしたでしょうか?

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