■■ 東京急行電鉄デハ5000 ■■
画像の大型化
(2008.07.03)
デビューは1954年
丸っこい断面を持った、いかにも速そうに見える電車でした
当時、関東なら小田急2200、関西は阪急1000や、阪神3011など
高性能車が続きました
私の地元、東急の東横線にも高性能車がきたのです
明るい草色の車体、明るい灰色のシンプルな形の台車
三連で東横線を思っていたよりゆっくりと各駅停車で走って居りました
やがて、急行も運転され
オープンリールのテープレコーダーによる車内放送
さらには、ラジオ関東の夕方のニュースを車内に流す画期的な事もやりました
そんな、5000の写真もそんなには無いのです
あんまり当たり前の事だったので、何時でも写せるなんて思っていたようです
昭和29年の12月、私は高校二年生、新丸子駅の武蔵小杉側で写しました。
家から、ここまで、自転車で15分くらいだったかな・・・・・。
先頭がデハ5002、そしてサハ5051、デハ5001という編成
渋谷〜日吉の運用で
右側に見える架線は新丸子折り返しに使用した引き上げ線のものです
この辺りも、高架化でまるっきり変わってしまいました
これも、5002+5051+5001の編成です
多分、上の電車の帰りなのでしょう
通行人の姿も見てくださいね
昭和30年の5月、私は高校三年生。
両親と何故かハイキング/大倉山と三つ池に行ったんです。まだ、あの辺は、郊外、田園風景が沢山ありました。
そのとき、多摩川園前駅で撮影。
デハ5006の編成は新丸子折り返し
ホームのベンチと家族連れのスタイルが時代を感じます
時は流れて昭和32年、大学の2年生のときの事です。
菊名〜妙蓮寺間に5000を撮りに行きました。
このときには既に中間電動車も出来ていまして、四連で急行の運用についておりました。
渋谷行きの急行です
Mc+M+T+Mcの三連
渋谷行きの各停が来ました
Mc+T+Mcの三両編成です
デハ5026を先頭に4連の桜木町ゆき急行がやって来ました
踏み切りのバーを上げ下げするプーリーのでかいのがついてて明らかに手動遮断機
カーブに掛かっていますが、フィルムを拡大してみると、三連の様です
パンタ位置を見ると、三両目はデハ5000に思えます
まだ、過渡期だったのでしょうか・・・・