■■ 日本国有鉄道・相模線1964年 ■■
1964(昭和39)年1月12日(日曜日)
昭和39年(1964年)の1月12日(日曜日)は、朝のうちは晴れておりました
家に遊びに来て一泊した鉄道ファンの仲間数人(何人だったか忘れちゃったんですが・・・・)と
近所の相模線の撮影に出かけました
横浜線で橋本に行きまして、ここで相模線二乗り換え
二つ目の上溝で降り、番田、原当麻、下溝の少し手前まで撮影しながら歩きました
そのときのアルバムです
なんたって40年も前のこと、いま、家も立ち、路も整備され、畑は殆ど消え
昔の景色をイメージするのは困難
忘れちゃった事柄も多いのですがカンベンしてください
家から、どうやって橋本駅まで行ったんでしょう?横浜線利用?家の前のバス停から、バスで行ったんでしょうか?まったく憶えていません。持って行ったカメラは、ロッコールF2の45ミリ付きのレンズシャターカメラ、ミノルタAL。お気に入りのカメラでした。フィルムはネオパンSS。
下の写真は橋本駅です。キハ20が211Dとして到着、茅ヶ崎行き220Dとなります。お隣の横浜線東神奈川行きのホームには73系の4連が入りました。その、220Dに乗って出発です。
橋本を出て南橋本、そして台地の縁の雑木林の中をゆるい勾配で下ってゆきます。その線路が築堤に出たところに、上溝の駅。そこで下車しました。番田駅方面に歩く。境に桑を植えた麦畑の中、やってくる列車を撮影です。
最初にやって来たのは、キハ10+キハ20、二両編成の橋本行きの213Dです。
お次は、貨物列車。当時はC11が貨物を引いていたのです。のどかな冬晴れの柔らかな日の光の中、茅ヶ崎・厚木方面から、C11325が数両の貨車を引いて、ゆっくりと築堤の勾配を登って来ました。
次の列車は地が先行きの222D。さっきとおんなじキハ20+キハ10の編成。
暫く歩いて、上溝の次の番田駅も間近、215D橋本行きです。キハ10+キハ20208。桑畑の中。
上溝駅は、ちょっとした賑やかな通りもある街だというのに、単線にホームが有るっきりなんですが、番田駅は逆に、駅周辺はかなり寂しい。でも、交換設備もあり、貨物側線もあったようです。
段々、陽も雲に隠れ、寒くなってきました。飲めないウイスキーかなんかなめて暖を採りながら、列車を待つ、番田〜原当麻間。キハ20の単行もやってきました。踏み切りで列車通過を待つ、トラックのネームは何でしたっけ?
原当麻駅からさらに下溝駅寄りで、何枚か撮影します。さっき、上溝で撮影したC11325も、戻ってきました。
朝の晴れ渡った空も曇り、寒くてかなわなかったことは、やったらはっきりと憶えているのです。C11325牽引の貨物列車が、茅ヶ崎方面に消えて行ったところで、この写真集も終りと致します。