■■ 横浜市電1961年(第一回) ■■
1961年(昭和36年)7月
昭和36年の7月、
ミノルタセミPを持って横浜市電の撮影に行ったんです
四輪ボギーの電車に混じって
単車の路面電車が大勢、走り回っておりました
昭和36年
こんなステキな電車たちが東京駅から30分程度の都市・横浜に居たんです
これ以外にも、何回か撮影に行ってるのですが
実は、フィルムを探している最中でして
近いうちには、お目に掛けることが出来る「はず」です
先ずは、ヨコハマ馬車道、朝日新聞前の1150形から・・・・
1169/向こうが桜木町になります
その頃の、横浜市電は、私の覚えている形式で・・・・・・・
四輪単車:400形、500形、600形、700形、800型
四輪ボギー車:1000形、1100形、1150形、1200形、1300形、1400形、1500形、1600形
(赤文字:今回、展示する形式)
・・・・・・・と、こんなに色々な形式の電車が居たんです。四輪単車の数も、大変なものでした。
今回、スキャンしたフィルムは、何ヶ月か後に、住むことになる街、ヨコハマを走る電車を、形式別のアルバムにしたいと、写しに行ったようです。(アルバムは残っています)
このページの形式以外も、800形(たしか、803たった一両と記憶がありますが)以外は、撮影してあるので、フィルムが見つかれば、そして、フィルムが傷んでいなければ、機会を見て、御覧に入れられることでしょう。・・・・・が、なにしろ、フィルムの整理保管が好い加減なので、何時になるのかお約束出来ないのでありますが。
横浜市電といえば、私は真っ先に方向幕を思い出します。小さくって見難かったですが、行く先別に色変わりで、ローマ字
併用で、なんとなく国際都市YOKOHAMAって感じでしたっけ。そして、架線を支える電柱は、なんとも野暮ったい鉛丹ペイントって言うんでしょうか、赤茶色塗装、そして、なぜか一本一本、白熱灯が道路を照らすにはあまりに心細げに、取り付けられておりました。
四輪単車から始めましょう。この時代の塗色は紺とクリームの塗り分けと、クリームに空色の帯の二種が、混在し、次第に、後者『クリームの車体に空色の帯』に移行している時期でした。今回は、たまたま『紺とクリームの塗り分け』ばかりです。
鋼板張りですが、ダブルルーフのステキな電車400形
あんまり、好きな形式なので、もう一枚、展示しちゃいます
馬車道で・・・・・423
これは、500形514
横浜駅前です
お次は四輪ボギー車です。こっちは、二種の塗装のクルマが写っております。私は、紺とクリームの塗り分けのほうが好きでした。
形式1000の1005
ごついけれど何だか好感持てましたっけ
これは、弘明寺で撮影
好きついでに、もう一枚
桜木町駅前の1000形1009
1150形の1151
オシャレなスタイルで大好き
屋根の上の大型ベンチレータがアクセント
ここは、桜木町です
1300形の1323
桜木町駅前で向こうが大江橋をわたって馬車道から尾上町
このころ、すでに国鉄根岸線の工事が始まっており
写真左端、そして右端のナショナルの広告塔の下あたりに
根岸線の橋脚が完成してます
1200形、
1300形とともに三扉の1400形1410
割とスマートな電車に思えました
勘違い記憶違いかもしれませんが床に前後方向の傾斜があったような
今回の展示は此処までです
ネガを入れてある、お煎餅の空き缶をひっくり返してみようと思っています
なるべく早い機会に『第二回』の展示をしたいものです