■■ 川崎市電・1959年
・1960年 ■■
1959年(昭和34年)8月
1960年(昭和35年)4月
東京都のお隣、川崎市に市電がありました
軌間は1,435ミリで、国鉄貨物線との三線式の共用区間もあり
国鉄と京浜急行の川崎駅近くから、京浜急行大師線の終点、塩浜駅に至る路線でした
1959年8月、愛機ミノルタセミPを持って川崎市電を訪問
そして、1960年の4月、社会人となった私はオリンパスペンにカラーフィルムを詰めて再訪
1959年8月、夏の盛り。私は大学の4年生。川崎市電を撮りに川崎にやってきました。『市電川崎』電停での4齣のネガが四国高地旅行のフィルムの最後に残っております。
最初は200形の207、元は東京都電木造車1500形だそうです。
お次は、300形。これも都電からやってきた、元王電です。
600形
700形
他にも何形式かあったはずですが、これしかありません。
年は変わって翌1960年4月29日、会社員一年生の私は、オリンパスペンにフジカラーフィルムを入れての出動です。ASA10(今ならISO10)のこのフィルムは色
がよく残って居るようです。
この日は、天皇誕生日の休日を利用して、田町の電車区で特急つばめ用のクロ151を写し、京浜川崎駅で下車、ここで2齣の市電を撮影し、横浜方面に移動しております。
このホームページの他の項目で発表している写真ですが、カラーを御覧いただくために再録しました。
撮影場所は1959年のと全く同じ『市電川崎』電停です。
300形
600形・・・・新しい塗り分けになっています。
この川崎市電も1964年には市電川崎〜川崎駅前間と池上新田〜塩浜間がなくなり
1969年3月には全線が廃止されてしまいました