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■■ 茨城交通1959年 ■■
1959年(昭和34年)10月

和歳の通っていた大学の鉄道研究会の仲間の東北旅行に一日だけお付き合い
水戸近辺の私鉄訪問です
上野からC62牽引の各停客車列車に乗ったのです

最初のターゲットは水戸を中心に活躍中の茨城交通
そして勝田から那珂湊への路線でした


  昭和34年10月16日、上野駅からC62の牽引する各駅停車の列車で常磐線を行く。水戸の手前の赤塚駅で、茨城交通の茨城線を見ようと、下車したのです。居ました、大学前ゆきの電車、モハ2+モハ1が乗り継ぎ客を待っておりました。
 それに乗り込む。やがて発車。


赤塚駅で、モハ2+モハ1

 のんびり走って、大学前に到着です。蒸気機関車が居ました。No.12。動いていないらしく見えました。


大学前で12号蒸気機関車

 ひとしきり写真撮影の後、大学前から上水戸駅へ向かいます。上水戸は 市内線に接続する駅で、側線も多く、現役、オヤスミと、多彩な電車、気動車がおりました。茨城線は赤塚から、上水戸、大学前を通り、御前山に向かう線区です。大学前から先は非電化で、当時でも列車本数は少なく、乗るのはあきらめたのでしょう。


上水戸駅に停車中のモハ1

この他、上水戸の構内に居た車輌はこちらを・・・


 上水戸の構内には、こんな市内線の単車が休んでおりました。


上水戸駅構内に整列した水戸市内線の電車
左から、113・129・114・101

 そして、この127号で国鉄の水戸駅に向かいました。市内線の沿線風景、街の様子、完全に忘却。


上水戸から、この電車127で水戸駅前を目指しました


上水戸からの乗車券

 水戸の駅前に着きましたら、浜田に向かう電車、No.120が発車待ちでした。これに乗らなかったは少々残念でしたが、いまさら、どうなる訳もありません。


水戸駅前電停の水浜電車、浜田ゆき129
サイドの梯子は架線工事用なのでしょうか・・・・・・

上の写真の右端のメニュー/1959年のお値段!!
当時は、カストリなんて生き残っていたんですね

このお店は看板の文字を上下ひっくり返すのが好きなようです


 国鉄水戸駅から常磐線の列車で勝田駅に着きました。ここでは、阿字ケ浦へ行く茨城交通の 湊線がでています。


このフィルムのホルダには国鉄水戸駅とメモがあるのですが
どうも、水戸駅ではなさそうに思えてしまいます
物忘れには困ったものです
勝田駅の上り方面かもしれません


勝田駅に居た茨城l交通ケハ402


勝田駅には事業用の列車がいました
8620が引いた木造車・・・・いいものですね

 たったこれだけの撮影で、 湊線にも乗らず、東北旅行の鉄道研究会仲間と別れて、東京は上野に向かったのです。いま考えると、もっと写して置けばよかったのですが、後の祭りです。


水戸駅での上り列車
お弁当屋さんが張り切っていた頃のお話です


私の50年来の鉄道友達、はーさんのホームページに
1959年(昭和34年)と1961年(昭和36年)の
「茨城交通茨城線・大洗線訪問記」があります
下のアイコンクリックでご覧頂けます

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