■■ 東急東横線多摩川橋梁
デハ5000形・19
59年 ■■
1959年(昭和34年)5月
昭和34年(1959年)5月、私はカメラを持って多摩川にやって来ました
東急東横線の多摩川の鉄橋で、花形、デハ5000の写真を撮ろうというのです
昭和29年(1954年)に三両編成で登場した5000系も
この頃には中間電動車を加えて4両編成になって居りました
トラス橋での電車はなかなか絵になりにくいのですが、頑張ってみました
この鉄橋も、架け替えられて複々線化され、トラスも無くなってしまいました
多摩川の東横線鉄橋のすぐ上流側にダムがあります。水道用の取水場があり、その水に塩分が入らないように(このあたりの多摩川は汐の干満があり汽水域です)する為だそうです。そのダムのゲートの上から
東横線を撮影してみたかったのです。水道局の事務室で、お願いしてみましたら、意外と簡単に許可が出ました。まあ、45年も前の事、のんびりした時代だったのでしょう。
カメラはセミ判のミノルタセミPと、35ミリのオリンパス35−Wを持って行きましたが、今回はセミ判のフィルムからの画像をお届けします。
水辺に、人が沢山居りますね・・・・・ボートの乗る人、釣りをする人・・・・・
船もボートだけではありません、四ツ手網の漁船も何艘かいます
現在でも、休日、こんなに人出があるでしょうか・・・・?
連結両数が多いようですが、4両編成同士のすれ違いです
まあ、気負いこんで行った割には、いい写真は撮れませんでした
才能の問題だから、これは仕方が無いか(^_^)
移動して近くの浅間神社に続く山上に上がる。
このオリジナルスタイルのデハ5000は大好きでした
多摩川園前駅です
カメラを斜めにかまえてしまった
川崎市側の眺めです
左の橋は架け替えられる前の丸子橋で、アーチの連続が美しかった
この鉄橋だって、いまの橋より格好良いと思いますね
幼い頃から、ハゼやヤマベを釣り、水泳を憶えた多摩川
懐かしいなあ・・・・・!
今の丸子橋も、この頃の丸子橋のイメージを残して造られているようですが・・・・・・
画像を加工していて、懐かしさで、一寸来ましたね
なにしろ、ガキの時代、日常的に、この辺で遊んでましたからね
最近は、このあたりの多摩川の水辺には全然行ってませんので、どんなになっているか判りません
そのうちに、訪ねてみたいものです