サフラン 新川和江 さびしい人から さびしさを引いた数だけ サフランは ひらきます 木に咲く花のように 高い梢を 知りません 小鳥が飛んできてとまる てごろな枝も 持ちません 束ねてリボンをかけようにも ほどよい茎さえ ありません でも 地にひくく咲くゆえに 空の深みにおいでのお方を まばたきもせず 見つめることができるのです あの方は一りん一りんに ひかりのまなざしを注いでくださいます たくさんのさびしさよ サフランとなって 咲きなさい サフランと咲いて 癒えなさい
クロッカスの仲間の一種です、赤くて長い雄しべは、古くから薬用に使われました。 、香料、染料としても有効で、料理のパエリヤ(サフランで香りをつけた炊き込みご飯)やカレーには欠かせません。 花よりも染料、香料、生薬として有名な花です。