紅の豚
さくらんぼの実る頃
J.B.クレマン 作詞・A.ルナール 作曲・薩摩 忠 訳詩
桜んぼ実る頃は
うぐいすやつぐみたち
お祭り気分よ

恋人は胸の中に
お陽様をだきしめて
うららかな春の日に
酔いながら歌うよ
桜んぼ実る頃は
つかのまに流れさり
帰らぬ時よ

若者も娘たちも
摘むために出かけるよ
つややかな丸い実で
胸や耳を飾るよ
桜んぼ実る頃は
胸いたむ悩ましい
恋の季節よ

離れれば胸はうずき
よりそえば苦しくて
色づいた桜んぼの
実のように悩むよ
桜んぼ実る頃は
なつかしい想い出の
よみがえる時

喜びや悩みさえも
想い出はほろ苦く
桜んぼゆする風に
むせながらしのぶよ